資格がないとできない仕事もある

仕事上で自分のスキル、能力を証明できるものとして資格がありますが、国家資格、公的資格、民間資格などの認定する団体がいくつかあります。働きたい職種によっては資格が必須の場合がありますが、取得することが難しいものであれば大学在学中に合格することが困難で、卒業後も勉強を続けている人もいます。定期的に更新が必要な資格もありますが、基本的には一度取得すれば一生、全国どこでも有効なので、どれだけ年数をかけてでも目指す人も多いです。

国家資格は、業務独占と名称独占に大きく分けられます。業務独占とは、その資格保有者以外はその仕事を行ってはならないことを意味しているものです。医療関係や法律関係に多く見られますが、合格することが困難な資格も多く、途中で挫折する人もいるほどです。名称の最後が士で終わるものが多いのも特徴です。また、サムライギョウと呼ばれることもあります。名称独占とは、資格保有者以外がその呼称を使ってはならないことを指し、資格を名乗らなければその業務を行うことに対して法的な罰則はありません。

公的資格とは、各種検定試験といった地方自治体や商工会議所などが認定する資格のことで、この中にもふぐ調理師など実質的に仕事を行うための免許になっているものも存在します。民間資格は、民間団体や個人が自由に認定できる資格です。公的資格との境界線が曖昧な部分もあり、社会的にほとんど評価されないものもいくつかあります。そのため、時間をかけて合格しても意味をなさないこともあるので注意が必要です。